初戦で日本に惜しくも敗れた朝鮮民主主義人民共和国(DPRK)は［4-1-4-1］のタイトなブロックを敷いて、［3-4-3］でワイドにボールをつなぐ韓国のパスを限定し、ボールを奪えばロングパスからゴールを狙う。韓国は左サイドのKIM Jinsuを起点に、KIM MinwooのクロスにJIN Seongukがボレーシュートを放つが、DPRKの守護神RI Myong Gukのビッグセーブにあうなど、粘り強い守備をなかなかこじ開けられずに時間が経過。
しかし、64分に再びKIM Jinsuからパスを受けたKIM Minwooが左足でクロスを上げると、JIN Seongukの手前でボールをクリアしたDFのオウンゴールを誘い、ようやく先制。そこから懸命に反撃を狙うDPRKのJorn ANDERSEN監督はAN Byong Junを投入して活路を見出そうとするが、キャプテンJANG Hyunsooを中心とする韓国の3バックがしっかりと対応。苦しみながらも1-0で二連覇の望みをつないだ。日本、韓国に善戦しながら連敗となったDPRKは中国との最終戦に臨む