EAFF E-1サッカー選手権第1ラウンドの女子2日目は9月5日にウランバートルのMFFスタジアムで開催され、第1試合は北マリアナ諸島対マカオの試合だった。

濡れたピッチと激しい雨のため選手たちは体勢を維持するのも難しい状態であり、パスを繋ぐどころではなかったが、天候条件に恵まれない中でも両チームは激しい戦いを繰り広げた。

前半、ボールポゼッションが多く、大きなチャンスを生み出していたのは北マリアナ諸島だった。

北マリアナ諸島の最大のゴールチャンスは34分。BORJA Guinevere Rina Colemanの決定的なシュートが左右のポストに、2人の選手がリバウンドを狙ったが、HO Ka Iが勇敢にも阻止した。

後半も雨が降り続く中、両チームは疲労困憊しながらも今大会初勝利を飾るため全力を尽くしていた。

均衡を破る最大のチャンスが訪れたのは試合終了の数分前。FONG Iok WaのFKが北マリアナ諸島のオフサイドトラップを破ったが、そのシュートは枠を外れてしまった。

試合はそのまま0-0のスコアで終了。勝てるチャンスがより大きかったのは北マリアナ諸島の方だが、両チームともに敗戦には値しない戦いぶりだった。全ての選手たちも主審も副審も称賛すべき奮闘を見せていた。


北マリアナ諸島　KOO Luam Khen監督:
今日はあまり良いプレーができなかった。天候条件が選手たちに影響したと思う。もともとの経験不足に加えて、こういう気候も彼女たちにとって未経験のものだった。

チームの奮闘ぶりには満足しているし、ベストを尽くしてくれた。だが結果は喜べるものではない。


マカオ ZHANG Hong監督:
選手たちは今日の試合で良いパフォーマンスを見せてくれた。過去のEAFFの大会よりもはるかに良い戦いをしていたと思う。今日は何度かチャンスもあった。

2日前のグアム戦と比べても改善がみられた。若い選手たちも含めて全員がよくやってくれた。

天候条件は影響した。普段のマカオは30℃以上だが、今日のここは6℃だった。選手たちにとっては初めて経験する寒さだったと思う。