なでしこジャパンは7月27日(火)、東京オリンピックのグループステージ第3戦でチリと対戦。負ければ後がない試合でしたが、日本は田中美南選手のゴールで1-0と勝利。無観客だったこれまでの2試合とは異なり、宮城スタジアムに入った観客の力強い手拍子が日本を後押しする中、自力でノックアウトステージへの切符を掴みました。
日本は第2戦のイギリス戦から5人を入れ替え、センターバックの宝田沙織選手が初先発。他会場の結果次第では引き分け以上でも次に進める状況でしたが、「勝って、自分たちの力で次に繋げたい」という熊谷紗希主将の言葉通り、前線からの守備で相手ゴールに迫ります。
立ち上がり2分に岩渕真奈選手がファーストシュートを放つと、それに続くように前線の菅澤優衣香選手、杉田妃和選手、長谷川唯選手の前線4人が流動的に動きながら、次々にシュートチャンスを作り出します。10分には、右サイドをオーバーラップした清水梨紗選手のグラウンダーのクロスから惜しいシーンが生まれ、17分には岩渕選手のスルーパスから杉田選手が決定機を迎えますが、シュートは世界屈指のGK、クリスティアン・エンドラー選手のビッグセーブに阻まれました。.....
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