公益財団法人 日本サッカー協会(JFA)は6月22日(月)、臨時理事会を開催し、開催国として立候補している2023年のFIFA女子ワールドカップの招致から撤退することを決定しました。
まずは、これまでの招致活動に多大なるご支援をいただいた政府、自治体、サッカーファミリー、ファン・サポーターの皆さまに心から感謝申し上げます。
6月25日(木)のFIFAカウンシルでの同大会開催地決定に向け、JFAではさまざまな招致活動を行ってきました。2011年のFIFA女子ワールドカップドイツ優勝をはじめ、なでしこジャパン(日本女子代表)は、世界の公式国際大会で3大会連続の決勝進出を果たしています。それだけに今回、招致活動を行う中で、日本が女子サッカーの強豪国として世界から認められ、リーダーとして期待されていることをひしひしと感じました。また、この20年間で、2002年のFIFAワールドカップやFIFAクラブワールドカップをはじめ、数多くのFIFA大会を運営してきたことから、日本の運営能力などを評価する声を多く聞くことができました。開催提案書に含まれた内容に加え、日本各地に建設された最新のサッカー専用スタジアムもまた、日本が招致活動を行っていく上で大きな推進力になったと考えています。
一方で、世界のサッカーファミリーがどのような視点で開催地決定の要素を考えるのか、その時々で変わっていく状況を冷静に見極めていく必要があります。.....
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