6月11日に始まったアジア2次予選。2連勝と好スタートを切ったグループCの香港。
代表監督のKim PAN-GONが来年3月まで続く戦いの展望や初戦を終えてのチームの状況を語った。
香港(グループC)
11-06-2015 / HONG KONG 7 - 0 BHUTAN
16-06-2015 / HONG KONG 2 - 0 MALDIVES
初戦のブータン戦(6月11日@香港)を終えて
ブータン代表は良いチームだと思いますが、ブータン代表を上回る力を私たちは発揮できたと思います。試合の早い段階から相手ゴールに迫り、7ゴールを挙げても攻撃の手を緩めず多くのチャンスを作れた点は良かったと思います。
課題をあげるとすれば、何回か集中力が切れ、カウンターアタックのチャンスを与えてしまった点です。
今後のアジア2次予選について
グループCでは、国際大会での経験が豊富な中国、カタールとの闘いが厳しいものになると予想しています。さらに、9月中旬から国内リーグ戦が開幕する香港にとって、オフシーズンに行われる中国戦(9月3日@中国)、カタール戦(9月8日@香港)は、コンディションを整えるといった意味でも厳しいものになると思います。また、ブータンやモルディブとのアウェイ戦は標高や気温の高さ、時差など課題は多く、さらに現在何人かの中心的な選手が怪我で離脱しています。
9月の試合には復帰が見込まれており、これまで以上にゴールチャンスが増え、より強固なディフェンスラインを組織できることを期待しています。
チーム一丸となって戦いに挑み、グループCで3位に入れればと思いますが、2位を目指して挑戦していきたいと思います。
ホームで行われたアジア2次予選2試合では、スタジアムをファンが埋め尽くし、私たち代表チームをサポートしてくれました。以前に比べ、国民の多くが香港代表チームに注目し、サポートしてくれるようになったと感じています。国民には、勝ち負けに関わらず、アジア2次予選を含め、今後の香港サッカー界を継続的にサポートして頂きたいです。